メバパラ釣法

軽量のジグヘッドや鏑を遠投できるメリットを持つ飛ばしウキ。沖の潮目や隠れたシモリなど、今まででは攻略しきれなかったフレッシュなポイントをアプローチできる。しかし反面、リトリーブアクションで泳層を変えて狙うか？浮力を利用し潮流に漂わせてポイントへリグを送り込むなど、攻略法の手数が少ないのも事実なはず。
そんな飛ばしウキメソッドをより進化できるとしたら？ライトＳＷファンなら喉から手が出るほど魅力的なメソッドではないだろうか。
メバパラ釣法、これは『月ノ流受』無くては語れない。今までの飛ばしウキと異なった上部カップ形状。まずは、キャスト前に水面に軽く落として欲しい。カップ内部に水が溜まり遠投性能が飛躍的にアップ。キャスト後は通常のリトリーブアクションでの使用でもOK。カップが水を受け、より軽量なリグでも抵抗を感知。高活性なメバルが好む潮流を利用するのがメバパラ釣法なのだ。
代表的な狙い方の1つは、潮上にキャストし流れを感じながらラインテンションを張ると『月ノ流受』を中心に後方のリグが先にシモリ等のポイントへ到達するという、餌釣りのフカセ釣りでも基本の狙い方。流れを攻略するドリフトテクニックが誰でも簡単にできるので、いままではマイナス要素だった潮流を味方に付けることが可能。工夫次第で攻略法は未知数なのだ。
メバパラ釣法推奨のタックルは、ロッドが月下美人EX AGS89ML-Tのようなロングレングスタイプ。従来のロングロッドにありがちなアタリの弾きを考慮して、食い込みとフッキング性能を備えたチューブラートップ＆ファストテーパーが理想。リールは2500サイズが標準となりNEW EXIST なら2506や2508PEサイズがベストチョイス。ラインは風や潮の影響を受けにくい極細のPE0.2号を巻き込んでおく。
※月ノ流受が潮の流れに沿ってポイントへ向かうため、付随するシグヘッド＋ワームもよりナチュラルに隠れ根にあるポイントへ流すことができる。

超遠投でき、スローリトリーブ可能なファイナルメソッド。

パラシュート効果でスローリトリーブが可能になり、ゆっくりとポイントを攻略できる。特に、根まわり、海草まわりをゆっくり攻めるのに絶大な効果 を発揮。引き抵抗が生み出すジャークアクションがワームの動きを演出する。S（スリム）タイプは速め、W（ワイド）タイプは遅めと、潮流の状況に より使い分けられる2サイズをラインナップ。潮流にあわせてドリフトさせ、幅広いポイントを攻める。様々なレンジを攻略できるスローシンキングタイプ。

入数：1個