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スタッフブログ

2022.4.14 / 商品紹介

鮎ベスト事情2022年版

鮎釣りは釣りの中でも釣り方が特殊な事でも有名です。

特殊なのは釣り方だけではなく、仕掛けやウェアに至るまで他の釣りとは仕様が違うものが多いのです。

言ってしまえば鮎釣り以外には使えないものも多いですが、それだけ鮎釣りに特化した専用モデルなのです。

今回ご紹介するのはその中のひとつである【鮎ベスト】

釣りに使うベストは他にもありますがどんな部分が鮎に特化したものかをご紹介したいと思います。


流れの影響を考慮したショート丈

川に立ち入って釣りをする鮎釣りではタイツやタビなどのウェア類は水の抵抗を最小限に抑える作りになっており、ベストも例外ではありません。

ベストの着丈は限界まで短くデザインされています。

商品写真

下野オリジナル SMV-330WB NEBネオブラッドベストWB ブラック×グレー


 

全ての抵抗を徹底的に排除

時に激流にまで入ることも珍しくない鮎釣りでは本来、道具を収納し膨らむポケットにでさえ水流の抵抗を抑えるデザインが施されています。

 

水流だけではなく竿の操作性にもストレスなく釣りができるように考えられているのです。

シマノ VE-011S 2WAYベスト・LIMITED PRO


 

容量、効率を考え、適材適所に配置された収納スペース

ハリやハリスなどの予備パーツの多い鮎釣りでは仕掛やその他小物を分けて収納することが多いのでポケットは細分化されています。

更に川に入りながら10m近い竿を持ちながらの状況ですから取りやすさも考慮されて配置されています。

商品写真

オーナー 鮎渓流ライトフィットベスト


長い歴史で生まれた気の利いた機能

その他には10m近い竿を担ぐことがある鮎釣りではベストの肩口にクッションと滑り止めの役割を持つパーツがデザインされていることが多い。

ラインカッターなどのよく使う小道具の装着に便利なピンオンリール装着パーツ。

これは鮎釣りに限らず付いているパーツでベスト自体に穴をあけたり、簡単には外れる心配のない非常に気の利いた機能です。

背中側にはレインウェアが入るほどの収納スペースがあり急な雨への対応も安心です。


荷物を軽量化する新しい考え方

なかにはダイワ DV-1021 ショートベストのようなフードが装備された下記のようなモデルもあります。

 

商品写真


今最も注目されている新機能

一度に多くの道具を持ち歩く鮎釣りではベストの収納がすべてなのでどうしても荷物は多くなり重くなるのが定めなのです。

もちろん肩に荷重がかかるので釣りがしやすいとは言えません。でもそれが当たり前で仕方がないと思われていた悩みに一石を投じたのがダイワの【D.D.Sシステム】や、シマノの【Boa フィットシステム】です。

ベストの腰付近に装備されたサイズを瞬時に微調節するダイアルです。このシステムにより肩荷重だった今までのベストが腰と分散することができたのです。

肩の負担は無くなり方回りが楽になると釣りに集中しやすくなるのは間違いありません。

歩いたり屈んだりする度に大きくぶれたり、片方向に重さのバランスが偏ったとしても腰でしっかり支えることで暴れなくなるのです。

まさにベストサイズで着れる新システムだと思います。


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